星霜録 |
参院選挙真っ只中、各候補者は必死に政策を訴えている。この選挙に莫大な国家予算が使われているなんと無駄なことか。参議院は不要と本紙は主張したことがある。第二衆議院のような政党主導選挙は本来の参院の役割から逸脱している▼官僚主導の日本の政治。憲法を改正するなら、現在の二院制を根本的に改めるべきである。議員定数と報酬削減、人口の比率で決まる一票の格差で議員数を決めるのも全くナンセンス。都会だけ議員数が多くなり、地方は議員数が益々少なくなる。現行制度を根本的に見直す必要がある▼防衛目的のための憲法改正ばかり議論されているが議員の定数や報酬、公務員の削減などは争点に上がらないのはどういう訳か。欧米では議員はボランティアという考えで議員報酬は日本よりはるかに低い▼医療費や社会保障費はどんどん増える一方の日本の国家予算。もうどうにも止まらない。法律が増えると、比例し公務員も増えるパーキンソンの法則。昔は公務員は報酬が民間と比べて安かったが今は逆転している▼山田宏元杉並区長は職員の数も報酬も予算もすべて15%削減して健全な財政にした。ポスト安倍と言われる山田宏氏の杉並方式を国政に採用することが日本を再建する道。無駄な法律を廃止し、公務員と議員報酬を削減すれば、消費税の値上げはしなくて済むのだ。 (正)

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主張 舛添さんの教え |
稲毛新聞論説委員 今村敏昭 |
もし、参議院議員通常選挙が今年ではなかったら、はたして舛添さんが辞任に追い込まれたかどうかは、わからなかっただろう。
世間がいかに舛添追放で盛り上がっても、目の前の参議院選挙に多大の影響が出るような恐れでもない限り、都議会が全会一致で不信任決議案を可決する構えを見せることはなかっただろうと考えられるからだ。 まさに世論が政治を動かした典型的な一例であり、市民の政治参加は選挙の際の投票だけではないことを教えてくれた。
完璧な政治資金の使い方を貫いている政治家はどのくらいいるのだろう。公私混同の激しかった舛添さんほどではなくとも、他意なく政治活動を行ったはずなのに、結果的に有権者に認めてもらえないケースもきっとあるはずだ。
問題は、指摘を受けた際の、最初の対応にあると思う。防御本能が前に出て何とか乗り切ろうと取り繕っても、すぐに馬脚を露わして、醜態をさらけ出すことになるのは、これまでも多くの先例が証明している。
確かに、どんなに反省しても許してくれない人はいるが、真っ先にこうべを垂れ、自身を強く戒める覚悟を示せば、一度は許してくれる有権者はいたかもしれない。
「不適切であったが、違法ではない」と強調したのは最悪だった。
違法かどうかを気にしたのではなく、「あ、ひどい、ずるい!」と感じた都民の心情に心が至らなかったこと、「この人、反省してない!」と受けとめられたことが致命傷を招いた。
かつて橋下徹大阪府知事が就任直後に、スポーツジムに行くのに公用車を使ったことが取りざたされたことがあった。この時も公私混同が議論になった。しかし、橋下さんは、保身に走らず、冷静に「警備上の問題から公用車を使わざるを得ない」と説明し、多くの人が納得して、それ以上批判が燃え上がることはなかった。これといった挫折を経験しないまま表舞台に立っている人が多いから、庶民の痛みや感情に敏感に反応できる政治家が少ない。
庶民は、世の理不尽に文句も言わず、黙々と生きている。そこに政治家の、庶民の意識と乖離した世界が生まれているのだと思う。舛添さんを選んだ都民の責任を問う声があった。しかし、それは違う。断じて違う。たとえ痛みを知らない候補者であったとしても、単に有名人を選んだのだとしても、失政の付けは選んだ有権者だけがかぶるからだ。
犯罪にならない限り、政治家が責任を負わされることはない。辞めれば終わりだ。ただ、どんなに有力な候補者でも、有権者の1票の積み重ねがない限り政治家にはなれない。
リコールするにしても、行政区ごとに冊子を別にし、各ページごとに請求者の割印を押したものを何万冊と作り、それに署名してもらう。ばらばらの用紙に署名をもらい、それを製本することは認められていない。そして207万人の有効署名を集めなければならない。リコールは事実上、不可能だ。だから、有権者が熟慮を重ね、意中の人を決め、棄権することなく投票に行く、そして当選した政治家の活動を注視する。普段から政治に関心を持つ。結局はこれしかないのかもしれない。
リコールは事実上、不可能だ。行政区ごとに冊子を別にし、各ページごとに請求者の割印を押したものに署名をもらう。 署名を集めて製本して割印することは認めらていない。 
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市民ガイド |
千葉市美術館 河井寛次郎と棟方志功
民芸運動の創始者として世界的に知られる柳宗悦の思想に共鳴した陶芸家・河井寛次郎と板画家・棟方志功の作品240点を日本民芸館所蔵品を中心に展示▼会期・7月6日(水)〜8月28日(日)▼開館時間・10時〜18時(金・土曜日は20時まで)*休館日8月1日(月)▼観覧料・一般1,200円(960円)大学生700円(560円)*小・中・高校生、障碍者手帳持参の方と介護者1名は無料、()内は前売り、団体、千葉市にお住まいの65歳以上の方の料金▼問い合わせ・TEL043-221-2311
県立幕張海浜公園
「見浜園夕涼み〜日本の涼を楽しむ」「見浜園」で、風鈴の音色や笹船作り、和傘など日本の涼を感じられる夕暮れ時を楽しみましょう▼日時・7月16日(土)〜18日(月・祝)*呈茶は9時より*荒天中止▼入園料・大人100円、小中高生50円*65歳以上身分証提示で無料、期間中は浴衣・着物でお越しの方無料☆呈茶・1杯500円(和菓子付き)▼問い合わせ・TEL043-296-0126
からだのひみつ大冒険
「からだの中のきたないもの」から、からだのしくみや大切さを学ぶことができる、ファミリーに大人気の参加体験型イベント▼日時7月16日(土)〜8月28日(日)9時30分〜16時30分▼会場・幕張メッセ国際展示場10、11ホール(JR京葉線海浜幕張駅から徒歩5分)▼入場料<前売り券>大人(中学生以上)1,400円、子ども(3歳〜小学生)700円<当日券>大人1,600円、子ども900円*2歳以下、身障者および同伴者1人は無料▼問い合わせ・からだのひみつ大冒険DX実行委員会TEL043-296-5500
千葉市動物公園
7月17日(日)園長ライブ 11時00分から11時20分まで(動物科学館集合)紙芝居会(1)11時30分から12時まで。(2)13時30分から14時まで(動物科学館レクチャールーム )
第42回日本フィルハーモニー
夏休みコンサート2016
▼会場・千葉県文化会館▼日時・7月17日(日)14時開演☆第1部・映画「スター・ウォーズ」よりメイン・タイトル、J.シュトラウスU世「美しく青きドナウ」エルガー「威風堂々第1番」☆第2部・プロコフィエフ:バレー「シンデレラ」☆みんなでうたおう・さんぽ/うみ/たなばたさま/勇気▼入場料・S席子供3,200円/大人5,200円A席子供2,500円/大人4,200円B席子供1,800円/大人3,200円▼お問い合わせは・日本フィル・サービスセンターTEL03-5378-5911
発想法でやわらかア・タ・マ
▼日時・7月30日(土)13時30分〜16時30分▼きぼーる11F大会議室*定員30名(先着順)無料▼内容・発想で大切なのは「脳の筋トレ」。アタマを"フル回転"させて繰り返し考え抜くことで発想力を鍛えます。発想力のさまざまなツールを紹介。参加型の実践トレーニング講座▼主催&&申し込み先・お名前、お住まいの区、連絡先とともにTEL043-227-803FAX043-227-3082 市民活動支援センターまで
男女共同参画フェスティバル
千葉県男女共同参画センターフェスティバル2016&&ネットワーク会議▼日時・8月7日(日)9時45分〜16時30分▼会場千葉県青少年女性会館(稲毛区天台6-5-2)千葉モノレール「スポーツセンター駅」下車4分▼定員・300名*参加費無料▼内容・テーマみんなのチカラが未来をひらく!(1)講演会・心のストレッチ(2)ワークショップ・楽しく遊べる場や体験の場を提供(3)ネットワーク会議・参加者同士の交流を深める(4)パネル展示等▼申し込み方法・〒住所、氏名、性別、電話番号を書いてメールまたはファクス。電話申し込みも可▼お申込・お問い合わせ・TEL043-252-8036
月陶会創立10周年作品展
月陶会は生涯大学・ことぶき大学の陶芸科卒生と地域の陶芸愛好家のグループです▼日時・7月20日(水)〜7月24日(日)10時〜17時*最終日16時まで▼場所・きぼーる1階ホール(中央区中央4-5-1)*入場無料▼問い合わせ・TEL043-285-6387(広田)
ギャラリー古島
「−夏のくらし−涼・雅・粋展」
6月25日(土)〜7月4日(月)「アートの散歩道−花を想う旅人たち−」7月15日(金)〜7月25日(月)7/21休廊☆7月26日〜9月1日まで夏季休廊▼問い合わせはTel043-243-3313ギャラリー古島(JR西千葉駅徒歩1分)
多田屋稲毛店7月のお話会
(読み聞かせ会)今月のお話会は7月1日(第1金曜日)と15日(第3金曜日)の11時からとなります。なお8月は夏休みのためお話会はありません。▼お問い合わせは電話043-253-8145(多田屋稲毛店)。 
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今月の人 |
(有)FDC代表取締役 篠原 秀作さん 58歳 |
LED販売施工企画やPマーク事業
千葉東法人会会長より感謝状授与
美浜区にお住いの篠原秀作さんは岡山県出身。子どもの頃、父親の仕事の関係で東京に引っ越し、その後、千葉市に引っ越した。日本大学法学部法律学科を卒業後、昭和58年に「日本信販株式会社」に入社し財務部配属。財務・経理・人事等の仕事に携わった。静岡や新潟等の統括部でも同業務を担当した。
平成15年に退社。平成16年、倉庫業運営やセキュリティ・防災関連サービスの会社「(株)ファクト」の取締役として財務・経理等の仕事を担当した。
平成17年に(有)FDC代表取締役として経営コンサルタント(オフィスの危機管理・文書管理)やセキュリティ機器・LED照明等の販売の仕事に取組んだ。
東京に本社があった同社は9年前に千葉市に移転。5年前に篠原さんが同社を買い取り、防犯カメラの設置・販売をメインに事業をスタートした。
その後、LED照明の販売・施工・企画に取組み、スポーツ施設やゴルフ場や工場、事務所等にLED照明設置の仕事を手掛けている。
また、様々な企業のイベント等で使用するグッズの企画・販売の仕事やネットショップ運営の仕事にも携わっている。
篠原さんは「プライバシーマーク審査員」の資格取得に励んでおり、現在は「審査員補」の資格取得。「プライバシーマーク」(Pマーク)は、様々な企業における個人情報の管理や社内体制の整備を適正に実施しているか、個人情報の社内勉強会を全社員に実施しているか等を確認・審査して、当該企業が個人情報の管理・体制をしっかりと実施していることを認証し、対外的に公表する制度。
さらに、篠原さんは、税務関係の勉強会や企業の交流会を実施している「千葉東法人会」に10年ほど前に入会し、学習に取組んできたが、今年6月に、同会会長から感謝状を授与された。
篠原さんは「私がいただいて良いのか?と思ったが、今後も学習に励み、会員の方々との交流を通して、経営に関するお話を伺えたら嬉しい」と語った。
将来は、防犯・防災関係のボランティア活動にも取組みたいと言う篠原さんは「今後は新しい事にもチャレンジしたい。Pマーク審査員取得の勉強に励み、審査員の仕事も充実させたい。また、LED照明のショールームを設置し、多くの人と商談できる体制を整備すると
ともに、お客さんのニーズに合わせたオリジナルグッズの企画・販売を手掛けたい」と抱負を語った。 【取材・浦野美智子】 
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今月の運勢 |
見出しをここに貼り付けます |
☆一白水星 ○好調運
実績、実力を発揮して多いにアピールするチャンス。これまでの結論を出し、物事を決着させるにもよいときです。公正な態度で行動することが大切です。出費が嵩まないよう予算を立てましょう。見栄と無理は貧乏への入り口に。
☆二黒土星 ●低調運
外に向かう行動は困難が多く成果も期待薄、内部に目を向ければ、人知れぬ喜びや楽しみもあります。受身の姿勢を保ち積極行動は控えて。自己研鑽に励み、新しいスタートの準備に専念しよう。金運不調 物質的困窮にならぬよう金銭管理を厳格に出費を抑えよう。
☆三碧木星 △漸進運
本命星は年盤の暗剣殺と同会。急進するとミスをするので堅実に進むこと。内部の充実と目標をはっきりさせて行動することが大切。無理に進めると抵抗に遭うとき。自分の専門分野で実力を発揮しましょう。飲食費増加注意。不動産の資産移動再考。
☆四緑木星 ◎上昇運
新規の分野に挑戦するチャンス。展開が早いので、目標を絞って進めることが大切です。準備してきた事柄に着手するとき。目標設定が抽象的にならないよう、テレアポ10件など具体的に決め行動につなげましょう。金運好調 情報を集めて堅実に対応し欲張らないこと。
☆五黄土星 ◎発展運
一途な努力が開花するチャンス。冷静で知的な態度が好印象となり新たな人脈が期待できる。取引に良い兆し。周囲との協調が成功の鍵。丁寧な仕事が要求されます。金運順調 蓄財出来るとき。必要性、実用性などを確認しましょう。
☆六白金星 △変動運
浮沈激しい運気。拡大策は控え、反省を踏まえて方向性を検討しましょう。やり残し整理は吉。一年の総決算のとき。行動成果を見直し現状を認識、目標を再確認し、必要な見直しを図ろう。金運不安定 他人の為の出費増えそう。
☆七赤金星 ●注意運
暗剣殺を帯同。集中力を欠きやすいとき。小さなミスが大きな損を招く結果となる、確認を怠らず、気を引き締めよう。やり過ぎてかえって失敗したり、拡張計画等を実行して苦労の種になったりします。冷静な行動をとることを意識しよう。予算超過注意。不意の出費への備え必要。
☆八白土星 ○良好運 社交運好調。余裕ができて交際範囲も広がります。楽しく有意義なときを過ごすよう心がけましょう。新しい人脈が広がり有益な情報を得るチャンス。積極的に交流しよう。固定費や使い方次第で増える費目の見直しを。
☆九紫火星 ●変化運
月破を帯同し年盤の歳破・五黄殺と同会。安易な路線変更や強靭策は事態の悪化を招く恐れ大です。新規事・条件等の変更も不可。冷静に改善策を考え、時期が来るまで準備に留めるのが賢明。金運不安定 資金借り換え再考の余地あり。変化の少ない生活で無難に過ごそう。
※毎年暮れに本屋さんに並ぶ「高島暦」を観られるようになろう勉強会
※授業時間・2時間半
参加費・¥3,000
駐車場完備
お問合せ・090・3475・9671(大河原由梨九星気学風水教室) 
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