高齢化社会を迎え、医療給付費が31兆円、実に国の税収の7割以上を占め、このまま推移すると10年後には国家予算の半分が医療費になるといわれる。このため政府は、消費税の値上げや増税で国民に負担を押付ける事ばかり画策している。
なぜ国策で予防医療を徹底的に進め、医療費の削減を図ろうとしないのか。
及川胤昭博士は医療費削減に期待できるマイナス水素イオン粉末化≠ノ成功した。この3月、新潟大学工学部の原田修治氏と須田剛氏が開発したEMF型水素センサーを用いて、至難のわざだったマイナス水素イオン発生の事実を実験的に確認、それを裏付ける理論も完結した。この画期的な発明をされた及川胤昭博士((株)創造的生物学研究所所長)を訪ね色々聞いてみた。【主幹・佐藤 正成】
生活習慣病の予防・治療剤や食品添加剤など幅広く利用可能
主幹・まず、「マイナス水素イオン」の概念についてお聞きしたいです。
及川博士・通常、水素イオン(H)はK軌道に一個の電子(e-)が入っていて、H+になっているが、マイナス水素イオン(H)の場合、2個の電子(e-)が入っていてHになっています。H+H→H(水素ガス)となることでその存在が証明できます。(岩波書店の理化学辞典より)
主幹・空気清浄機や電気分解浄水器、さらにトルマリン石などいろいろな商品に「マイナスイオン」が発生するなどと良く聞きますが、この種の類と及川先生の「マイナス水素イオン」とではどこがどのように違うのでしょうか?
及川・一般に、マイナスイオンとは、化合物が分極・イオン化して、水に溶解する際、陽イオンと陰イオンに解離しますが、その時解離して出来る全ての陰イオンを意味します。しかし、マイナス水素イオンの場合、水素陰イオンだけを意味します。
主幹・マイナス水素イオンの特質を教えて下さい。
及川・通常、マイナス水素イオンが水中に大量に含まれる場合、水がアルカリ性を示すが、撹拌して酸素と反応させると、徐々に、それが含まれる前の中性付近のpHの水に戻ります。そして、マイナス水素イオンを大量に含んでいる間は還元水になっています。また、大気中などの酸素分圧が比較的高い場合には空気中の酸素と反応して水になるが、含有するマイナス水素イオンの量が多い場合は水素ガスとして放出されます。しかし、体内などの酸素分圧が比較的低い場合にはHの状態を比較的安定に維持して循環していると考えられます。
主幹・マイナス水素イオンは電子レベルの世界だと思いますが、これをどのような技術で粉末(安定化)にされたのでしょうか?
及川・未だ酸素が出現する前(生物が出現する以前と言い換えても良い)の大古の地球上で、火山より噴出した溶岩が冷えて固まる際に、大量に存在したと考えられる窒素ガス(N2)と水素ガス(H2)の適当な割合の雰囲気(混合気体)が出来、そのような状態の中で450℃から500℃に維持された状態の溶岩の中で、鉱物が分極・イオン化し水素化鉱物が形成され、その時に、マイナス水素イオンが安定的に存在することが出来る化合物になったのだと推測されます。そのような条件を忠実に実験的に再現して、マイナス水素イオンの安定化技術を発明致しました。実際、マイナス水素イオンを含むと言われている何種かの奇跡の水≠笂本の名水百選に選ばれている水は火成岩台地を通過して、噴出した場所で発見されています。
悪玉を善玉に換える
主幹・マイナス水素イオンは人体の細胞にどのような働きがありますか?
及川・マイナス水素イオンは酸素分圧の低い人体内では、常にHに維持され、体内を駆け巡り、もし、活性酸素と出会うと約400分の一秒の速さで活性酸素を悪玉から善玉に換えてしまう働きがあると考えられます。また酸素分圧が高い場合はあっという間に、体内では安全な水素ガス、または水に変わる性質があります。さらに、マイナス水素イオンは生体内で生ずる全てのラジカル(活性酸素)を還元型に戻す作用があると考えられます。要するに人体内では体の体液状態を酸性からアルカリ性に維持する働きがあると考えられる訳です。
主幹・活性酸素は様々な生活習慣病の原因になるといわれていますが、マイナス水素イオンは活性酸素と結合して水になるということは人体には全く無害ということですね。
及川・その通りです。
主幹・老化した細胞をどこまで修復することが可能なのでしょうか?
及川・老化した細胞は修復することは出来ないが、破壊される前のものであれば、還元することにより、機能の回復は可能であると思われます。
医療費を大幅に削減
主幹・国の税収が約45兆円なのに対して医療費は年31兆円に達し、このままでは、20年後には60兆円になり、保険料や消費税など個人負担増が心配されます。マイナス水素イオンの活用により、医療費の削減が可能になるでしょうか?
及川・マイナス水素イオン食品を生活に取り入れることは、従来の西洋医学の対症療法と異なり、東洋医学の予防療法を考えることが出来るので、その利用により、医療費は必ず大幅に削減出来ると思われます。
主幹・昨年から、商品化され市販されている「DrZP―Oのアクティブハイドライド」の効能についていろいろな症例も報告されていますが、研究し開発するようになったキッカケは?
及川・妻が卵巣ガンの転移により死亡した事です。
主幹・そうでしたか。実は私も過労が原因で次男を亡くしましてね…。
九州大学教授の白畑實隆博士は主張している電解還元水の活性水素も活性酸素を除去するという点では共通していますが今後、どのような分野に応用を考えておりますか?
及川・臨床医学の例数を増やして、食品としてだけでなく、安価な医薬品としての意味を持たせて、多くの臨床医が利用できるようにしたいと考えています。
予防医療の確立
主幹・現代の食べ物は多種多様で加工食品の添加物も人体の活性酸素を増大させていると聞いております。食品添加物としてマイナス水素イオン(粉末)を混入すれば、抗酸化剤として防腐剤などを使用しなくても済むと思いますが、この点はいかがでしょうか?
及川・全くその通りで、加工食品の添加物として主食に添加することにより、知らず知らずの内に予防医療法が確立して行くことを願っています。
主幹・まさに一石二鳥ですね。飲料水は人間にとってなくてはならないもので、全国の自冶体の大部分が水道供給事業を行なっています。厚生労働省は殺菌消毒に「塩素」を使用することを義務付けています。塩素にはトリハロメタンなど発癌物質が含まれていると聞きます。マイナス水素イオンを上水道に活用することは可能でしょうか?
及川・水道水に含まれるトリハロメタンや農薬を含めた数多くの酸化剤除去に非常に有効だと思います。
主幹・医療の他、農林水産業やハウス栽培、花卉、果実などの分野にもマイナス水素イオンが幅広く応用できそうな気がしますが?
及川・現在までに得られた実験結果から、非常に大きな意味をもつことが予想できます。
主幹・活性水素については発生メカニズムや実験できる裏づける証明はまだ聞いておりません。しかし最近、及川先生のマイナス水素イオンの発生から検出に至るまですべてを証明できたとお聞きしましたが…。
及川・実際に皆さんの前で、(株)新潟TLOのご協力を得てマイナス水素イオン検出方法から証明までご披露したいと思います。
稲毛で実験証明
主幹・それでは、是非ひとつ、稲毛新聞創刊10周年記念講演としてマイナス水素イオンの素晴らしい効能と実験と証明をやらせていただけないでしょうか?
及川・本邦初公開ですが、もちろんOKです。
主幹・それではお言葉に甘えて早速、5月20日(土)に稲毛サティ文化ホールで開催させていただきます。
本日は大変貴重なお話を長時間にわたりありがとうございました。

|