152,500部発行
2006年4月6日
通巻第115号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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星霜録
「世の中には『男時』と『女時』があり、今は『女時』の時代である」と浦安市で開かれた倫理研究所の丸山敏秋理事長が講演で語った。平和な社会は女性が伸びのびと様々な分野で活躍する。建設や闘争(戦争)など波乱に満ちた発展途上の時代は『男時』というらしい▼「雌鳥が時を告げると世は末」という言葉もある。ローマ帝国が滅んだのは平和で女性が支配するようになったためという説もある。建設期は男が支配し、安定期になれば女性が支配、その次に破壊が待っている。これは世の歴史の流れである▼弱肉強食の動物の世界は、オスが生き延びるために常に戦い、闘争の連続である。オスはひとたび伴侶を得ると仲むつまじく、雌雄(番)が協力しあって子孫を残すため懸命に子育てに励む。集団となれば雄が支配し、仲間を守る。これは自然界の法則である▼今の日本社会はどうだろうか。平和で男の戦う場がなくなった。子育ても男や行政や他人の手を借りる。炊事洗濯も男女対等である。大黒柱といわれる親父の権威も存在感も薄れた。老人になれば介護保険で家族でなく他人が面倒を見る時代である▼女性が台頭し支配力を強めると家族も崩壊する。まさに『女時』の特徴である。男は外で働き家族を守る。女は子育てで家庭を守るという考え方は否定される。家庭の崩壊は人間社会の破壊につながる。これを助長しているのは自然の原理に反する「男女共同参画社会基本法」という悪法である。(正)

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千葉の歴史検証シリーズ44 千葉都市モノレール物語  3
県と市の手切れ決定打≠ヘ千葉駅〜県庁前間の開通
モノレールは、具体的建設段階に入った時点で、すでに県と市の間に決定的な対立が生まれていた。敷設ルートをどう取るかという根本的*竭閧ナある。 当初の案では左図のようなマスタープラン(Aルート)に決まった。
 当初の計画では東京方面の通勤客の利便性を考え、千城台から都賀〜稲毛駅〜海浜幕張を結ぶ路線を優先し、穴川〜千葉駅北口〜市役所までの路線は利用客が少ないと考え、後回しする計画だった。今、思えばこれが正しい選択だったといえる。しかし、千葉市は新町の再開発が着々と進行する過程で、そごうデパートの建設と平行して千葉駅周辺を政令市の顔≠ニするために、モノレールを千葉駅に乗り入れすることを決めてしまった。
 モノレールをデパート内通過させるためには大きな壁があった。法的にモノレールは道路構造物。デパート内に道路を造ることは違法であり、実現不可能であった。そこで、千葉市は国会や建設省に働きかけ、再開発地域は建物内に道路を通過させるように法律を改正することに成功した。この法律改正は千葉市と和光市の再開発に適用するという特別措置である。
 しかし、新町の用地買収が難航し「そごう」の建設は大幅に遅れていた。スポーツセンター〜千城台間は1988年に営業運行を開始。穴川〜千葉駅も着々と工事が進み、そごうが完成する前に千葉駅まで工事が完了した。このため、千葉駅前に23億円という無駄な費用を投入してわずか2年間だけ使用する仮駅舎を造り、千城台と千葉駅のルートを開通させた。スポーツセンターからJR千葉駅に延伸したのは、開業後から3年もたった1991年のことである。
 次に路線を延伸したのは1995年。千葉〜市役所前〜千葉みなと間の1・5キロ。千葉みなと駅ではJR京葉線と接続した。ここも予定より遅れながらも順調に路線が建設された。

 JRに250億円
 ここでもうひとつ大きな問題がある。JR千葉駅前からそごうに乗り入れすることでJRから「駅前の道路構造物は目障りで著しく景観を損ねる」として250億円の迷惑料≠請求され支払うハメになった。仮駅舎といい、JRへの支払い、さらに開業が遅れたことで300億円以上も予定外に出費をし、無駄な税金をかけたことになる。
 このほか、沿線住民からモノレールの支柱が家の前にあり、車庫に出入りするのに邪魔になるなど数千万円の補償金も支払われているという。さらに、開業区間でバス会社はモノレールに乗客が奪われないよう乗車賃を安くするなど、モノレールの乗客は一向に増えない。赤字が膨らむのは当然である。
 さらに、県と市との協力関係が、おかしくなったのは1999年に1号線をJR千葉駅から県庁前まで延伸してからである。
 この路線は本来は千葉駅〜亥鼻〜千葉大医学部〜星久喜〜大宮台までの延伸計画であった。しかし、千葉大医学部の猛烈な反対で、しばらく計画は中断した。いつまでも待つわけにはいかないので、路線を変更し現在の千葉駅〜県庁前までの工事が決定された。
 ところが、千葉大理工学部出身の丸山工作氏が学長に就任にしたとたんに、千葉市に対してモノレールを千葉大医学部を是非、通過させてという陳情をした。あわせて、千葉大の裏通り幕弁線の拡張に協力すると申し出た。これも30年も前から千葉市が拡張するために計画していた道路である。 丸山学長のおかげで敬愛学園から松波町の自衛隊庁舎付近まで道路が拡幅されたのである。
 しかし、千葉駅〜千葉大のモノレール計画はすでに県庁前までと決定され、丸山学長の願いはむなしく、実現せずに終わった。
 しかも、モノレールで県と市が決定的に対立するようになったのは千葉駅と県庁前まで開通してからのことである。乗客数は予想したようには伸びず、赤字は増えるばかり。「どうやっても黒字に転換するのは無理」という声が強くなった。
モノレールを県庁前まで延伸し、料金を190円に設定したとたん、京成バスはJR千葉駅〜県庁間の料金を引下げ100円にした。モノレールをこのまま続けると30年後には706億円の累計赤字になるという恐るべき℃試Zまで出てきた。
県と市との決別≠決定的にしたのは、千葉都市モノレール問題を検討してきた「評価・助言委員会(委員長・大西隆東大教授)」の結論だった。委員会は、千葉都市モノレールの再生≠ノは、千葉〜県庁前間の廃止・撤去が不可欠≠ニいう報告書をまとめて提出した。そのなかで、「廃止・撤去が最も有力な選択肢」とまで断言している。    (次号に続く)

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学校物語97・千葉市立さつきが丘中学校
クリーン作戦活動や花いっぱい活動に取組む
 「千葉市立さつきが丘中学校」は昭和47年に開校。教育目標に「豊かな心と知性を持ち、心身ともにたくましい生徒の育成」を掲げ「自ら学び自ら考え、創造できる生徒」「自己の特性を見いだし、積極的に磨く生徒」「決まりを守り、奉仕と勤労を尊ぶ生徒」「強い意志をもち、最後までやり抜く生徒」の育成に努め、 全校生徒は296人。昨年度から「千葉市ボランティア教育推進校」の指定を受け、生徒たちはボランティア活動に熱心に取組んでいる。12月には、地域の人たちとともに、いちょう並木があるバス通りや近隣の公園清掃などクリーン作戦に取組んだ。
 また、花いっぱい活動として近くの公民館やバス停に、夏はサルビア、冬はパンジーのプランターを設置し、水やりなどに励んだ。 平成18年度は、地域の高齢者の人たちとの交流を深めるために、「ボランティア委員登録制」を計画している。例えば、力仕事を手伝って欲しい時など、高齢者の人たちが希望する仕事で、できることがあれば生徒たちを派遣するという活動を展開する。また、同校の近くに、デイケアの施設がオープンしたので、高齢者との交流や施設での仕事のお手伝いなども検討中だ。学力向上の一環として、年に4回実施している定期テストの1週間前から、学習相談を行ったり、放課後に基礎学習のドリルに取組んで自由に質問ができるように工夫をしているほか、数学と英語は少人数指導の授業を行っている。
 勉強の意欲を育むとともに、理解できた時の喜びを大切にしている。さらに、同校では地域を音楽の街にしたいという願いから週1回、吹奏楽部の活動に近隣の小学生も参加して練習に励んでいる。地域の人が指導を担当し、昨年の夏祭りで小・中学生の合同演奏。一方、「先輩から学ぶ」という特別活動では、元Jリーグ「JEF市原・千葉」で活躍し、現在は市立船橋高校サッカー部のコーチを務めている式田高義さんを迎え、昨年9月に講演会を開催した。
 今年2月には、テレビドラマの音楽監督として活躍中の榊原大さんが講演を行った。社会で活躍をしている先輩たちの貴重な体験談を聞き、生徒たちの夢と希望が大きくふくらんだ。【取材・浦野美智子】

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市民ガイド
千葉市美術館
戦後の日本・デザインの軌跡1953−2005千葉からの挑戦。千葉大学工学部工業意匠学科出身者のデザイナーによる自動車やカメラ、公共サイン、化粧品パッケージなど約400点を展示。各時代を象徴する、懐かしくも新しいカタチの数々をお楽しみ下さい▼会期/4月1日(土)〜5月28日(日)10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで。入館受付は閉館の30前まで)※休館日/4月3日(月)、5月1日(月)▼観覧料/一般800円(640)・高大生560円(450)・小中生無料、カッコ内団体30人以上▼中央区中央3-10-8 C221-2311

千葉県立美術館
◎新収蔵作品展▼会期・5月13日(火)〜7月17日(月)平成17年度に収蔵した作品を紹介◎浜口陽三展▼会期・5月16日(火)〜6月18日(日)独自の色彩で世界的に活躍した浜口陽三の銅版画を紹介◎横尾芳月展▼会期・5月30日(火)〜7月2日(日)現代風の美人画を描いた横尾芳月の日本画の作品▼開館時間・9:00〜16:30▼休館日・月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)▼入場料・一般300円高・大生150円中学生以下65歳以上無料▼問合せC242-831

新風千葉友の会4月講演会
中国四川省出身で千葉市在住のジャーナリスト・石平先生をお招きして「日中関係の問題点と今後の行方」をテーマにお話いただきます。1.「歴史認識の問題」の本質と「靖国問題」の行方2.中国における対日意識の歪みと日中対立の先鋭化3.日中関係の今後のあり方に関する私見と提言▼日時/4月23日(日)14:00〜16:00▼会場/千葉駅前ぱるるプラザ7階「楓の間」▼会費/1000円、学生無料▼問い合せ/新風千葉友の会・中島久光、C251-5776

素晴らしき刺繍の世界
「3日間だけの刺繍美術館」約1300坪のスペースに「刺繍コレクション」として、アンティークサンプラーからオートクチュールドレスなどヨーロッパとアジアからの招待作品や、刺繍作家による作品を一堂に展示。また、人気刺繍講座やパリ・ルサージュ刺繍学校のクロッシェ・テクニックを学ぶ1泊2日コースも開講。刺繍材料、関連書籍や手芸作家オリジナル作品などを買うこともできます▼会期/4月27日(木)〜29日(土・祝)▼会場/新高輪プリンスホテル・国際館パミール(東京都港区高輪3-13-1)▼問い合せ/(株)雄鶏社内「素晴らしき刺繍の世界」実行委員会C03-3268-3102

春の手づくり展
端午の節句飾りと藍染め▼4月21日(金)〜27日(木)11:00〜15:00(無休)▼会場/高浜ショッピングセンター▼問い合せ/和風工房・金谷090-1666-1560

千葉話し方教室生徒募集!
▼期間/4月〜9月▼場所/千葉中央コミュニティーセンター▼昼第1・3木曜15:00〜17:00▼夜第1・3火曜18:30〜20:30▼月謝/1000円、テキスト1000円▼お申込み・千葉話し方友の会C232-5072(足利)。

社交ダンス初心者募集
初心者コースを4月開講します。気分転換・健康増進に気軽に参加下さい▼毎週木曜日10:00〜12:00▼稲毛区長沼町長沼コミュニティーセンター(新設)多目的室▼会費/月2000円、入会金1000円▼見学自由▼問い合せ/藤原206-3949(18時以降)

日本語教師入門講座
「主婦の目から見た日本語教師という国際交流」主婦業と両立しながら日本語教師として活動している先生の講座。日本語教育事情や指導方法についても分かりやすくお話します▼4月29日(土・祝)13:00〜15:00▼会場/EII教育情報研究所・千葉県支所(JR京葉線・海浜幕張駅徒歩8分)▼要予約/C213-6066

信州・渋ホテル
「懐かしさの表現」をキーワードに、温泉旅館のロビーで、昔懐かしい学校の教室を再現。子供の頃の「大らかさ」や「ほんわかした穏やかさ」を想い起こし、明日からの生活の何かのきっかけにしていただけたら幸いです。「おすすめグループプラン」や「特選お祝いプラン」など、お得なプランも多数ご用意しております▼問い合せ/渋ホテル(長野県下高井山ノ内町大字平隠2173)
C0120-428-026 
http://www.shibuhotel.com

カルチャーセンター稲毛 生徒・教室利用者も募集!
会議・研修会にもどうぞ。ステンドグラス、マミフラワーデザイン、トールペイント、英会話、油絵、書道、ろう造花、手書き染め等。問合せはC244・3989【設計士の住い塾】初めての家づくりプランニングから業者選び、資金計画まで▼日時・4月22
日(土)午後1時〜3時▼問合せ・アイム設計C244・3989

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今月の人 社会の幸福と文化を築く礎石に
千葉市議会議長 石井 茂隆 氏
数々の役職を担い市政発展に尽くす
 今月は千葉市議会議長の石井茂隆氏を紹介します。  石井茂隆氏は団塊の世代の昭和22年に生まれ、中央大学法学部法律学科を卒業し、昭和46年、日本冶金工業(株)に入社した。
 ここでは総務営業畑で活躍、その後昭和51年千葉トヨタ自動車(株)に移り、総務人事を担当した。
 昭和58年、千葉市教育委員会から青少年相談員理事を委嘱された。
 平成7年に土気中学校PTA会長になった時に、千葉市市議会議員選挙に出馬。労組などのバックアップのない、全く組織を持たなかったが無所属で出馬しトップ当選を果たし輝かしいデビューであった。現在は3期目である。
 昨年6月には、政令指定都市921,343人の千葉市民を代表する、第66代市議会議長に就任し、多忙の毎日を過ごされている。
温和な人柄で、家族は夫をしっかり支える夫人と、大学生の長男との3人暮らし。
日本将棋連盟3段の腕前で音楽鑑賞・読書と多趣味。文化的総合判断力の持ち主といえる。
 公人としての石井さんは、数々の役職を重ね、現在は「全国議長会相談役」「教科書を良くする千葉県議員連盟千葉採択地区長」「千葉県地方議員連盟第3選挙区支部長」「千葉市芸術文化振興議員連盟幹事」「千葉市スポーツ振興議員連盟幹事」「千葉市日韓議員連盟幹事」地域に於ける「サッカー協会・ライオンズクラブ・倫理法人会の顧問」など、多数務めている。
 石井議長は「全国12番目の政令指定都市千葉のために、日夜素心をもって励み、20年余りのサラリーマン生活とその傍らのボランティア活動の経験を活かし、千葉市のバランスの取れた発展を願い市政に取り組むことが私の使命」と語る。
 宋の学者の蘇老泉は、「一国は一人によって興り、一人によって滅ぶ」と言っているが、千葉市のリーダーとして、世間の雑念に惑わされない一途な心で、人間社会の幸福と文化を築く礎石となって欲しい。(住所・緑区上大和田町)    【取材・村木 知仁】

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花の道  川島 正仁
第2部 サチコとの出会い1
 その頃、在キューバ日本大使のN大使夫妻が、赴任のためメキシコに立ち寄るという。早速飛行場にミーティングに行った。
 その大使夫妻に同伴していたのが、後のわが妻サチコ(仮名)だった。
 彼女は従者すなわち大使の料理人、コックさんだった。日本で料理学校を卒業し、外国で実習をするのが念願だった。キューバの首都ハバナには明日のフライトで飛ぶという。私もそれっきり大使のことも、彼女のことも忘れてしまっていた。翌日キューバからクーリエでよく来るS次官が「川島さん、彼女からだよ」と言って私に1通の手紙を渡した。それがサチコとの文通の始まりだった。
 若い女の子から手紙をもらって悪い気はしない。
 それにキューバの生活の様子が詳細に書いてあった。早速その晩返事を書いてS理事官に渡した。
 キューバといってもカストロ、そして共産国といったことしかわからなかった。しかしこの文通によってキューバに興味を持ち始めた。そうこうしている時、1番下の弟、暁人がメキシコに来た。日本で骨接ぎをしていたのだが、外国で何かしたいという。私もアルゼンチンで指圧をやった経験がある。ましてや彼の場合プロである。ハリ、マッサージの免許も持っている。ここで成功しないわけがない。大統領が代わり、メキシコのペソが下落した。そのおかげで私たち外国人はしばらくは大助かりだった。ペソが下がれば当然ドルベースで給料で給料をもらっている我々の収入が増える。もちろんインフレもあるだろうが、当分の間はデバル(平価切下げ)のメリットの方が大きい。インフレがこれに追いつくのはまだ1、2年先だろう。
そういうわけで今度は2LDKのアパートに移り住んだ。弟がいても大丈夫だ。大使館には非常に近い。わずか5分足らずだった。前の事故で車は放棄、今度は現地の日産から割安で中古車を購入した。メキシコではダッツンと呼ばれる。ダットサンがなまったものだ。値段の割にはよく走った。早速弟の仕事のことを心配しなければならない。それにはまずワークビザを取得しなければおおっぴらに仕事ができない。しかしそんなにたやすく取得できないようだ。
アルゼンチンの時はあんなに簡単だったのだが、メキシコは人も多く、工業がそんなに発達していないため仕事が限られている。
毎年何千万人という人がアメリカに密入国している現状だ。ましてや外国人に仕事を優先するわけにはいかない。そんな時私たちは、痩せるハリを試してみた。
早速それを肥満で悩んでいた大使館の現地雇いの女の子に試してみた。それが何と、たった1カ月の間に5キロ以上も痩せてしまったのだ。
(つづく)

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